どうも、ゆうです
S BI証券は数ある証券会社の中でも、商品数がトップクラスに多い証券会社です
商品数が多いのは、自分にあった投資信託を選べると言う点ではメリットですが
特に大きなこだわりがない人にとってはデメリットでもありますよね
今回はつみたてNISAの商品選びで困っている方向けに、個人的におすすめの商品を紹介していきます
この記事でわかること
つみたてNISAの商品選びで大切なポイントがわかる
具体的なおすすめ商品5つ
それでも選びきれない人には、おすすめの1択がわかる
ちなみに、まだ証券口座を開設してないよって人は以下の記事でおすすめの証券会社を解説しています
ではいってみましょう
商品選びで重要なポイント
- 運用期間や資金流入
運用期間長いファンドは、比較的資金繰りが安定しておりこれからも運用を続けていける指標となります
また、資金流入が多いということはファンドの信頼性が高く、大口の投資家も投資をしている指標となります
- インデックスかアクティブか
過去の研究では、アクティブ運用よりもインデックス運用の方が成績が良いことがわかっており
さらにアクティブ運用は手数料が高くなってしまうため基本的にはインデックス運用のものを選ぶべきでしょう
- アセットクラス及び投資地域
アセットクラスとは、株や債券など投資する資産の種類を指します
株式100%では不安なので、債券や不動産にも分散させいという方はバランス型の投資信託がおすすめです
今回は株式100%の投資信託の中での比較になりますので、そこはご注意ください
また投資地域は、アメリカなどの北米や全世界に投資している商品が中心となります
商品によっては、先進国のみや新興国のみに投資質絵いるものもありますが、一部の地域に投資をするのはカントリーリスクが高まってしまうためお勧めできません
個人的には、全世界株のうちアメリカ株だけでも60%近くを占めている場合が大半なので、今後の新興国の成長などを考慮して全世界株への投資をお勧めしています
- 資産総額
資金流入と同じ観点で、商品の信頼性を図ることができます
また投資信託は複利で増えていくものになるため、資産額が大きいほど投資効率がよく資産の伸びが期待できます
おすすめ5商品比較表
おすすめの商品5つについて基礎情報を表にまとめました
e-maxis slim オールカントリー | e-maxis slim 米国株式 | SBI V S&P500 インデックスファンド | SBI V 全米株式インデックス ファンド | SBI 全世界株式 インデックスファンド | |
総資産額 | 972,116百万円 | 1,896,838百万円 | 831,295百万円 | 139,658百万円 | 96,855百万円 |
設定日 | 2018/10/31 | 2018/07/03 | 2019/09/26 | 2021/06/29 | 2017/12/06 |
買付手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
信託財産留保額 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
信託報酬 | 0.1144%以内 | 0.0968%以内 | 0.0938%以内 | 0.0938%以内 | 0.1102%以内 |
設定来トータルリターン | 70.78% | 91.67% | 75.66% | 11.24% | 61.41% |
投資地域 | 北米58.52% 欧州18.22% アジア,オセアニア20.34% | 北米93.59% 欧州2.64% アジア,オセアニア3.73% | 北米99.49% 欧州0% アジア,オセアニア0.51% | 北米99.63% 欧州0% アジア,オセアニア0.38% | 北米58.58% アジア,オセアニア0.65% そのほか40.77% |
資金流入(3ヶ月) | 138,423百万円 | 194,662百万円 | 77,091百万円 | 不明(24位) | 不明(30位) |
アセットクラス | 国際株式89% 国内株式5% その他債券,REIT | 国際株式94% 国内株式0% その他,REIT6% | 国際株式99% 国内株式0% その他1% | 国際株式100% | 国際株式99% 国内株式0% その他1% |
※SBI証券HPより
emaxis slim オールカントリー
投資方針として「日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。」を掲げている投資信託になります
これひとつ買うだけで米国だけでなく、欧州やアジアなどおよそ50カ国の株式に満遍なく投資できる商品
地域を限定しないことで、世界経済全体の成長の恩恵を享受することができます
また、eMAXIS Slimシリーズは投資信託の中でも、信託報酬が低いことでも知られており、先日には信託報酬の引き下げを発表しました
これにより、オールカントリーの信託報酬は0.1144%以内 → 0.1133%以内へと変わりました
これからもたの商品に追従して手数料の引き下げなどを行なってくれる可能性を感じます
emaxis slim 米国
投資方針として「S&P500指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果をめざします」を掲げている投資信託
S&P500とは、米国の株価市場の約80%を占める大型企業を採用している時価加重平均型の株価指数。
情報技術をはじめ、世界の最先端をゆく米国へ集中投資をすることによりバランスよりもリターンを重視した商品となっています。
組み入れ銘柄としても、米国の得意とする
ソフトウェアやサービス、テクノロジー、医薬品の割合が多くなっています
個人的なデメリットとして、米国にしか投資できないという点があげられます
つみたて投資の大原則は、「長期にわたる分散した積み立て」のため
この商品は自分の投資方針とは少し異なります
とはいえ設定来リターンはいずれの商品よりも高いため、これからも米国の成長を信じており高いリターンを得たい方にはおすすめです
SBI V S&P500
投資方針として「米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします」を掲げている投資信託
先に述べたeMaxis slim 米国株式とはファンドの仕組みが異なる商品になります
eMaxis slim 米国株式はファミリーファンド方式を採用しており
マザーファンドが直接、株式等を売買することで効率良く投資を行なっています
一方SBI V S&P500の場合は
株式を直接購入するのではなく、ETFを通して購入をします
個人的には、一度ETFを通すことで少し手数料がかかってしまうのでは。。。?と思いますが、信託報酬を含めた実質コストはSBI V S&P500の方が低くなっています
そのほか、設定日の点でもSBI V S&P500は比較的新しいい商品と言えます
そのため設定来のリターンもeMaxis slimよりは低めになっています
今後の資金流入や資産額の増加具合によっては、eMaxis slimに並ぶ選択肢の一つになると思います
以上をまとめると
とりあえずコストを抑えたい人→SBI V S&P500
過去の実績やリターンを重視する人→eMaxis slim 米国株式
SBI v 全米株式インデックスファンド
投資方針として「米国株式市場の動きを捉えることをめざす『CRSP USトータル・マーケット・インデックス (円換算ベース)』に連動する投資成果を目標として運用を行います。」を掲げている投資信託
CRSP USトータル・マーケット・インデックスとは
米国株価市場の小型〜大型株を網羅しており、投資可能銘柄のほぼ100%となる
4000銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数
SBI V S&P500やeMaxis slim 米国株式は主に米国を代表する大企業に投資をしているのに比べ、SBI・V・全米株式は中・小型株を含む米国企業全体に投資をしています
しかし、S&P500はアメリカの時価総額の80%を占めているため最終的なリターンは大きくかわりません
しかし、今後成長するかもしれない中•小型株にも満遍なく投資しておきたい方にはおすすめできる商品です
SBI SBI全世界株式インデックスファンド(雪だるま)
投資方針として「全世界の株式市場の動きを捉えることをめ ざして、FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標とする」を掲げている商品
eMAXIS Slimオールカントリーと同じく、全世界の株式に投資をしていますが株式の購入の仕方や、銘柄の規模に違いがあります
SBI V全世界株式は、投資家から集めた資金を用いいて3つのETFを購入することで間接的に株を購入しています
また投資対象としては、小型〜大型まで幅広く投資を行なっています
一方eMAXIS Slimオールカントリーは、直接株式を売買しており、投資対象は中〜大型株がメインとなります
上記をまとめると
全世界株でも、さらに広く分散投資したい→SBI V全世界株式
ほどほどに分散してリターンを狙いたい→eMAXIS Slimオールカントリー
という感じになるのではないでしょうか
特におすすめできる商品
先ほどまで、おすすめの商品を5つ紹介してきました
それでも、選びきれない、わからない
そんな人のためにあえて一つおすすめするとすれば、それは
emaxis slim オールカントリーでしょう
僕も、実際にこの商品を購入して積み立てています
個人的な考えにはなりますがこの投資信託を選ぶメリットを挙げると
- 全世界の株式に程よく分散投資できる
- これからも米国一強が続くとは限らない
- 現在の信託報酬は他と比べて高いが、引き下げ実績があるので今後に期待できる
- 他に引けを取らないリターンを出してくれる
- 資産額も多く資金流入額もトップクラス
などがあります
色々とおすすめをしましたが投資はそもそも自由で、どんなものに投資をしても大丈夫です
ぜひ自分の投資スタイルやライフプランにあった商品をみつけてください
それでも、商品がわからないという方の参考になれば嬉しいです
ではまた別の記事でお会いしましょう✋