こんにちは、ゆうです
2024年から新NISAが開始されることもあり、今から投資を始めようと思っている方も多いのではないでしょうか?
投資を始めるには証券口座を開設する必要があるのですが、まず証券会社選びに迷ってしまう方も多いと思います
今回はそんな方のための記事になります
ちなみに僕は元々楽天証券にてつみたてNISAを行なっていましたが、2023年からSBI証券に乗り換えました
では楽天証券とSBI証券、おすすめなのはどっちでしょう。またその違いは?
この記事でわかること
- 楽天証券とSBI証券の違いを比較できる
- 初心者にはどちらがおすすめかわかる
- つみたてNISAでもらえるポイントについて知れる
新NISAについては以下の記事にまとめてます
結論
勿体ぶってもしょうがないので、先に結論からお伝えすると
楽天経済圏を使用している人→楽天証券
それ以外の人→SBI証券
というのが僕の回答になります
そう思った方は、いかにその理由を記載しましたのでぜひ続けてお読みください
両者の比較表
SBI証券 | 証券会社 | 楽天証券 |
840万 | 口座開設数 | 800万 |
188本 | 商品数 | 187本 |
○ | カード決済 | ○ |
100円 | 最低投資金額 | 100円 |
無料 | 買付手数料 | 無料 |
△ | スマホ操作性 | ○ |
× | ポイント積み立て | ○ |
Tポイント,Vポイント pontaポイント,dポイント JALマイル | 貯まるポイントの種類 | 楽天ペイ |
三井住友カード,東急カード タカシマヤカード,アプラスカード | クレカ決済 対象カード | 楽天カード |
多数 | 連携可能な銀行 | 多数 |
0.5-最大5% | 購入時ポイント(カード) | 0.2%-1% |
なし | 購入時ポイント(アプリ決済) | 楽天キャッシュで0.5% |
0.02〜0.25 基本は0.05% | 投信ポイント | 達成残高に応じて 10-500ポイント |
さすが二大巨頭なだけあって、基本的には口座開設数からポイント積立の欄までは大きくは変わらないことがわかると思います
スマホの操作性は確かに楽天証券の「i speed」の方が操作性に優れており見やすいです
しかしつみたてNISAに関しては設定したらほったらかしなので、今回に関して言えばあまり関係なさそうです
むしろ、両者の大きな違いは「ポイントの種類と還元率」になってきます
ここからはそれぞれについて掘り下げていきます
貯まるポイントの種類
楽天証券の利用によって得られるポイントは、楽天ポイントのみ
一方でSBI証券の場合はVポイントに加えて、Tポイント,pontaポイント,dポイントも貯めることがでます
また2022年の11月よりJALマイルも新たに貯めることができるようになったので、よくJALを利用する方にも使いやすくなっています
※ただし、JALマイルは他のポイントと比較して還元率が落ちてしまうため注意
購入時ポイント付与率
購入時のポイント付与に関しては、カード決済とキャッシュ決済それぞれで両者に違いがあります
まずはカード決済
楽天証券では、月50000万円までのカード決済に対して0.2%または1%の還元率となっています
しかし、多くの人におすすめできるような低コストのファンドだと基本は0.2%です
一方、SBI証券は決済をするカードの種類により還元率が異なります
カード | もらえるポイント |
三井住友カード プラチナリファード | 5% |
三井住友カード プラチナカード | 2% |
三井住友カード ゴールドカード | 1% |
三井住友カード(NL) | 0.5% |
プラチナカードは、年会費や審査の点から万人受けしないため
ゴールドカードの1%が現実的ではないでしょうか
次にキャッシュ決済です
楽天証券は楽天キャッシュで積み立てをすると0.5%還元、さらに楽天カードを使用して楽天キャッシュにチャージすることで+0.5%の還元がされます
そのため合計の還元率は1%と、SBI証券に並びます
普通にカード決済するよりも、断然こちらの方がお得でしょう
しかし、楽天キャッシュには月の支払いが二重になってしまうなど複雑な点が多いため個人的にはSBI証券の方が楽なイメージです
投信ポイント
両証券会社の最も大きな違いはここでしょう
楽天証券は元々、毎月月間平均残高10万円ごとに3-10ポイントの投信ポイントを付与していました
しかし2022年4月より「月末時点の残高が特定の金額に到達した際に10ポイント~500ポイントを1回限り付与」という形で改悪してしましました
2000万円到達で500円。。。なんとも言えない気持ちになりますね
ちなみに、もらえるポイントをトータルすると2110ポイントになります
楽天での投信ポイントは、ほぼないと思ってもいいくらいではないでしょうか
一方のSBI証券では、投資信託の残高に対して0.02-0.25%という付与率を公表しています
選択する商品によって付与率が細かく決まっており、基本多くの人が購入しているような商品は0.05%になると思います
例えば、付与率0.05%の商品を500万円分保有していたとすると
500万円×0.05%÷365日×31日=212ポイントとなります。
それが毎月もらえるため、その年だけで受け取れるポイントは約2500にもなります
もうここの年だけで楽天証券よりももらえるポイントが多くなってしまいます
このように、投信ポイントに関してはSBI証券の圧勝です
その他数字以外の面
いかがでしたでしょうか
単純にポイントだけの比較ではSBI証券の圧勝ですが、楽天にはSPU(スーパーポイントアッププログラム)があります
そのため、楽天経済圏への依存度が強いと楽天証券の方がトータルしてお得という場合もあります
SBI証券にも経済圏はありますが、楽天経済圏と比較するとまだまだ発展途上でしょう
そのため、現在楽天経済圏を大いに活用している方は楽天証券での開設
その他の人はSBI証券での開設、というのがひとまずの答えになります
しかし楽天経済圏は昨年あたりから改悪が続いており、今後も改悪が続く可能性があります
一方でSBI証券は、2024年3月からの株式投資の買付手数料を無料にするなど今後の改善に期待ができます
まとめ
以上が楽天証券とSBI証券のつみたてNISA比較でした
僕は上記の比較等を元に、楽天証券からSBI証券に引っ越ししました
また別の記事で移管方法等も共有できればと思います
みなさんが自分に合った証券口座を見つける手助けになれば幸いです
また次回の記事でお会いしましょう